2016.11.17
No.93 こんなとこあったんだ!!自転車で発見 東海道岡部の魅力
岡部町(現 藤枝市岡部町)は歴史の古い町です。「伊勢物語」の「蔦の細道」十返舎一九の「東海道中膝栗毛」には岡部の記述があり、その時代の歴史をうつし出す鏡となっています。
江戸時代、東海道五十三次のうち21番目の宿場町として栄えた岡部宿。
この土地とまちに出会う温故知新な旅に、今日は自転車に乗って出かけます。
集合場所は岡部宿公園。
岡部宿 大旅籠柏屋内野本陣史
http://www.city.fujieda.shizuoka.jp/kyodomuse/19/1450449270648.html
のすぐ隣です。
おんぱくスタッフは、岡部まで車で向かい、ここで、なるおかサイクルのスタッフ、長島さんから自転車とヘルメットをお借りしました。
レンタルすれば、自転車のない方や、藤枝に旅にいらした方や、旅の途中の方でも参加出来そうですね。
勿論クロスバイクなどのスポーツサイクルやミニベロ、そしてママチャリでもOKです。
この日も集合場所まで、自転車を走らせ直接いらしたお客様がいました。
今回のルートは、坂道がほとんどなくママチャリでも走ることが出来るように設定されていますよ。
そしてこちらが本日の案内人は、なるおかサイクルのスタッフ 長島崇文さん。
なるおかサイクル
http://www.naro-jp.com/WWW.NARO-JP.COM/Welcome.html
長島さんは静岡新聞社刊「しずおか自転車ツーリング」内、P68-73掲載の藤枝ルート案内人。
自転車安全整備士・自転車技士。
では、大旅籠柏屋前を出発です。
道を走るので、自分と一緒に走る仲間の安全確保のためにも最低限の手信号を覚えて合図しながら走ります。
片手運転に不安な方、片手運転になることが危険な場面などでは手信号の代わりにに大きな声で「止まります」「右に曲がります」など声かけでも良いそうです。長島さんの合図を後ろの人へ伝達していきます。
風も心地よくポタリング日和。なんていい天気なんだろう!
視点が変わると 新しい景色が見える。
ポタリングとは 「散歩」的なサイクリング。
途中小休憩もあります。水分補給しながら、自転車にまつわるあれこれを話します。
地域の自転車事情・運動としてのサイクリングや、藤枝に自転車道が整備されて自転車の旅人が集まる街にしたらいいのに、など
皆さんのお話は尽きません。愛車の自転車や、自転車専用の靴を見せて頂いたり
自転車初心者のおんぱくスタッフは、とても興味深い時間を過ごさせていただきました。
後ろに見えるは朝比奈龍勢櫓。
里山は、新緑の季節。桜 紫陽花 秋桜・・・と四季折々 表情を変えていきます。
今日の風景は、今日のこの時のみ。
「自転車プラスα」な楽しみとして本日はカフェに立ち寄りました。なるおかサイクルの長島さんは大のコーヒー好きとの事で「どこの珈琲屋さんが美味しいか」の話題にも!
こんなとこ、あったんだ!
休憩したカフェには、長島さんお手製の竹製自転車スタンドが用意されていました。
帰り道はあっという間です。風を切ってぐんぐんと。
大旅籠柏屋内野本陣史跡を目指します。
到着したらお昼ご飯が待っていました。
大旅籠柏屋の中庭の木陰に、テーブルを広げて「いただきます!」
今日のお弁当は大旅籠柏屋のすぐ近くの「釜炊き工房 ゆとり庵」さんのもの。
ゆとり庵さんは藤枝おんぱくのプログラムでもお馴染みのお店です。
http://2016.fujiedaonpaku.jp/program/201624021366
ゆとり庵の職人、植田さんが大旅籠柏屋の中庭にお弁当を運んで下さり、お弁当の話をお聞きしました。
本日のお米は「きぬむすめ」という品種だそうです。
東海道を行き来した旅人気分で、おむすびを頬張ります。
青空の下で自転車教室。
自転車と一緒に旅をするなどの話は、初心者のおんぱくスタッフにとって、発見が沢山ありました。
皆さん、お疲れ様でした!
近くに住んでいても、意外と知らない地元の魅力を知り、そのまんまの岡部が大好きになった旅でした。
お弁当、カフェ代、保険、大旅籠柏屋見学料も含まれていますので旅の後は、史跡見学などいかがでしょうか?
こちらのプログラムは5月25日(水)にも開催されます。どんなルートを走ったかは当日のお楽しみに。
ご予約はお早めにどうぞ。
http://2016.fujiedaonpaku.jp/program/201625021377
リポーター:小長谷