2016.11.17
焼7 歩いて学ぶ今なら聞ける荒祭り
6月4日(土)、第1回目の「歩いて学ぶ今なら聞ける荒祭り」を開催しました。
参加者は8名、スタッフはなんと15名!
8時50分に集合し、9時より焼津神社内の月冰殿でまずはミニ講習会。実際にまちあるきを始める前に、荒祭りの一連の流れを勉強しました。
1時間にも及ぶ説明でしたが、みなさん、興味深く聞いていました。
そしていよいよ荒祭りの行程を歩くため、神社本殿前から出発!
レプリカの神輿を見て、触れ、重さを感じ、神輿をこんな間近で見られるなんて!と目が輝いてました。
鳥居を出て、渡御コーススタートです。
道中、要所要所で説明がありました。
神武通りにある二区の公会堂では、浜通りの昔の漁師町だったころの地図を披露していただきました。
とても長い地図でした。
みなさん食い入るように見ていましたよ。
南御旅所と呼ばれる祭事が行われる場所では、お昼ごはん休憩のときに動画を流し、迫力ある映像を楽しみました。
浜通りにある一区の公会堂では、昭和30年代、神輿を海に入れたお話を聞きました。
そして、少し悲しいお話も。
戦争中、焼津から船が漁に出かけたまま帰ってこなかった、徴用船として戦争に参加した、など、それらの鎮魂の意味を込めて、神輿で海に入り、清めたそうです。二度とそんなことが起こらないように、この事実を忘れないようにしたいと思いました。
北御旅所と呼ばれる祭事が行われる場所では、ヤマトタケルのお話を聞きました。
このヒストリーは今日の目玉。
お話が終わると拍手が沸き、全員感動していたようでした。
そのあと、焼津新港に寄り、海のまち焼津ならではのお話を聞きました。
そこから市役所の方へ戻り、下村家当主から祖先のお話を聞きました。
市役所近くの3区公会堂では、柳組のデザインの意味を説明していただきました。
猿田彦の能面を奉納する村松家では、当主が行ってきたお面のお話聞くことができました。
それぞれの場所にはたくさんの歴史があって、距離は7.5kmと長かったものの、ずっと楽しく歩くことができました!