焼01・「焼津節」ノスタルジア@古民家

焼津オンパレの01番プログラム。

     P6260315

 

P6260183                                                                                    「相当な力強さと静かな熱気」、案内人は勿論、それぞれのスタッフのプログラムに掛ける「心意気」が終始感じられました。

参加者の受付前に、案内人青野さんから頂いた「プログラムタイムスケジュール表」を拝見。

その中では、スケジュール毎の担当がキッチリと決められており、「タイムキーパー」まで配されいていた事に驚きました。

忘れ去れようとしていた「正調焼津節」の復活に掛ける「思い」は、「焼津節伝承会」により続けられてきていますが、更なる

広がりを求め、第1回「焼津オンパレ」にプログラムされました。

それは、創作菓子「焼津節(練り切り)」を生み出し、焼津水産高の先生、生徒、更には来日中の「ワルシャワ女子」のボランティア

をも得ることが出来ました。

伝承に掛ける多数の意気込みが、オンパレHPを通じ伝わり、参加予約が早々に定員に達したのではないかと感じます。

 

P6260231                P6260033

創作和菓子「焼津節」(練り切り)         焼津水産高の先生と生徒

P6260256 ポーランドの首都ワルシャワから来日中の「アガ」さん。

 

そんなプログラムは、定刻に参加者確認が終了し内容の説明を受けスタートしました。

P6260013    P6260029

 

最初は市役所~会場(古民家・汀屋別邸)までの「小散策」、昭和32年当時の写真を手に案内役の解説を受け、

往時を偲びつつ行程を楽しみました。

P6260039     P6260054

市役所を出発、案内役は「太田」さん        遠景には、観光ホテルなど

 

P6260059     P6260065

心地良い日差し、爽やかな風

 

P6260081     P6260077

水天宮の前で                   磨かれた歌碑なので「映る参加者・・像」

 

約30分ほどの散策の後、汀屋別邸に到着しました

P6260200    P6260084

入口には「焼津おんぱれ」のポスターが2枚

P6260090     P6260103

引き戸を入ると、受付・・・・         「小さな参加者(女の子)」を受付しています

 

受付後暫し一服の後「あのころの焼津」と題して、大女将松永さんと清水さんのトーク(司会は青野さん)

P6260149    P6260158

司会・青野さん、松永さん、清水さん      花が咲きます、弾みます「懐かしい噺」

P6260218    中々観られない「盃」(下記参照)で

P6260264    P6260265

「福は・・・内」              「鬼は・・・外」、節分用です

また、こんなお座敷遊び用の盃群も有りました。

P6260227 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA   唄って下さい

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 一升飲みなさい?・・・大丈夫?

 

トークで盛り上がった会場は暫しの休憩、抹茶と「焼津節」を味わいました

 

P6260235                 P6260246

「焼津節(練り切り)」を作ってくださったのは、焼津おんぱれプログラム「紫陽花咲く山寺で焼津みそまん食べ比べ」のパートナーでもある、「和菓子工房 吉野」さん。

お茶の先生がたててくださった抹茶と共にお客様(参加者)のもとへ

 

      P6260249   「美味しそう・・・」見上げますP6260259

 

 

 

ほんのり塩味、「満足です!」 「写真撮ろ・・」

 

いよいよ、本日の主題「正調焼津節」の披露です。

「荒まつり」、「鰹節」など焼津らしい言葉がちりばめられた膨大な歌詞が、町民(昭和初期)から応募されました。

それを「北原白秋」が選び出し、「杵屋栄蔵」が作曲しました。

 

    P6260346    、

歌い手「青野」さん、三味線「横江」の地元メンバーです

P6260350    P6260341

しっとりと唄います              ポーランド・ワルシャワでも演奏

 

P6260219    P6260167

聞き入る参加者等

P6260428    P6260369

 

「決して派手でなく、目立たなく穏やかな・・・・」これが第一印象です。

しかし、何気ない感じの節回しに哀調が内包され、焼津らしい歌詞を抵抗なく日常感覚で両耳に届けてくれます。

これは「きっと、聞き込む程に馴染んで来る事だろう」、「多分、今後も耳にすることになりそうだ」

演奏から時間が経過した現在、そんな思いがしています。

今後、地元焼津で人の集まる処、また酒席等で「焼津節」が場を盛り上げる役割を担われる事を願います。

リポート・半田