2016.11.17
藤枝宿場町ミステリーツアー。事件簿白子編と続いた「みちくさ探偵」まち歩きシリーズ第三弾! 今回で探偵はファーストシーズンが終了。そこでこれ迄に問合せが多かった「どんな場所で何を思いどの様に歩いているの?」この質問に答えるべく最近気になる4か所を日替りで巡ります。全て参加でみちくさ探偵の称号が付いてくる迷惑極まりないツアー。実際に何処を歩くのか? タイトルどおり大きく出ましたよ。今回は「志太」です!
さあここから先が今回の詳細です。
瀬戸川の南 金比羅さんの石碑に万葉集の一編が刻まれている事はご存知ですか?
「志太の浦を 朝漕ぐ船はよしなしに 漕ぐらめかもよ よしこさるらめ」
おおよそ初めて歴史に登場したであろう志太の文字は謎に満ちたこの歌でありましょう。
解釈は幾重にもあれど、今はもうこの歌に見る景色を確かめることは出来ません。
ですが先人の残したこの歌を手掛かりに、志太の謎を読み解くことは出来ましょう。
最初で最大の謎「志太の浦」
見たことは勿論でしょうが聞いたことすらない人も多かろうこの「志太の浦」の存在
今回はこの万葉の時代に描かれた歌を隠れた命題として日替わりで歩きます。
キーワードは「大井川」
歩く場所は「金谷」「島田」「藤枝」「焼津」の4箇所です。
4/30(土)の金谷から毎週土曜に島田、藤枝、焼津と各地を歩きます。
午前と午後の部がありますがどちらもほぼ同じ内容です。4箇所全て参加すれば深く知ることが出来ますが
何れかひとつでも充分に楽しめるオムニバス形式でもあります。
サブタイトルつけるとすると、金谷は「地形」島田「近代」藤枝「水利」焼津「恩恵」こんな感じになります。
【金谷】では、大井川に注ぐ支流が作る典型的沢筋に形成された街道と、高低差のある地形がもたらす生活文化を体感します。
【島田】は大井川の瀬替えにより大きく変わった土地利用。それにより生み出された産業の一片を知ると共に、時代をまたぐ道の存在にも注目してゆきます。パンフレット写真の撮影場所でもあります。
【藤枝】では駅南エリアを舞台の中心に「志太の浦」の謎の本質に迫ろうと思います。みちくさ探偵独自の浪漫溢れる解釈に沿ってのまち歩き。午前の部は通常コース。午後は志太の特徴満喫の移動距離10kmの特別バージョンになります。
最後の【焼津】は古代大井川の最北に位置する海側の街並みを彷徨い歩きたいと思います。探偵が志太のまち歩きで一番に気に入っているエリアでもあり、港町ならではの風情を感じること間違いなしです。
4箇所全ての参加も良し。一ヶ所だけでも良し。個人でもグループでもどんと来い。
今日もみちくさ探偵は志し太くまち歩いてます。奮ってのご参加お待ちしています。
案内人
増田あきら 1972年島田生れ
職業:空間設計・デザイナー /ノーテーションカルトグラファー
趣味:路上観察/無人販売小屋研究/迷店探訪/まち歩き/みちくさ
注意事項
動きやすい服装必須。約7kmを2時間半程で歩きます。途中休憩アリ。集合場所
各回で集合場所が異なります。詳しくは申込み終了後に此方からメールにてお知らせ致します。
大きな地図で見る申し込み・問い合わせ先
2016年の開催、プログラムへのお申し込みは終了いたしました。