2016.11.17
闘茶とは
日本酒に利き酒があるように、お茶の世界では、お茶を飲み分けて産地を利き当てる競技を「闘茶」と言います。
中国から伝わり、貴族や武士の間で風流な遊びとしてはじまり、その後大衆に広まった闘茶は、室町時代には賭けごととして大流行し、全財産を投じる人まで出たことから、当時の幕府から禁止令が出されたほどでした。
現在は、茶商(茶の卸販売業者)などの茶業関係者が、その鑑識眼を競う正式な競技として受け継がれており、年に1度全国大会が開催されています。
全国大会で優勝を獲得
全国茶業連合青年団が主催する『全国茶審査技術競技大会』の2015年に行われた第62回大会個人の部で、「とうめ屋」の望月俊治さんが見事優勝を 飾りました!藤枝市内の優勝者は歴代9人目! 天下一闘茶会には、同競技大会入賞経験者や茶審査技術有段者の茶匠たちがみなさんをお迎えします。 茶匠たちの鋭い目利き力をぜひ確かめにきてください。
天下一闘茶会とは
藤枝は、闘茶の全国大会で優勝した茶匠たちをはじめ、全国でもトップレベルのお茶鑑定人が揃う茶どころです。
新茶の輝く季節、今年もその地元の茶匠たちのコーディネートのもと、一般参加の方たちによる〝利き茶NO・1〞を決める第弐回「天下一闘茶会」を開催します!
大会では、藤枝をはじめ、宇治や鹿児島などを含めた全国五種の新茶を使用し闘茶を行います。味覚やお茶の知識に自信のある方も、まったくの初心者という方も、老若男女問わずご参加をお待ちしています
贅沢にも〝旬の〞新茶の味比べをしながら、五感を研ぎ澄まし、奥深い闘茶の世界に触れてみませんか。
当日のスケジュール
- 09:00 受付
- 10:00 開会
- 10:20 予選
- 12:00 休憩
- 13:00 予選結果発表
- 13:30 決勝
- 15:00 表彰式
集合場所
大慶寺 藤枝4-2-7
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