「フランク・八木さんのお話を聞いていたら、竹筆作りがとても気になり始めました」というブログ

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今日はプログラムの紹介をします。

今年の「藤枝おんぱく2016」で竹筆作りワークショップを開催していただくフランクの八木さんとお話をする機会がありました。その時に、竹筆についていろいろとお話を聞いていたら、関心したり、新しい発見があったりしたので、ぜひこのブログを読んでいただいているみなさまにもお伝えしたいと思います。

まず、このプログラムは、放置竹林を増やさない活動をしている八木さんが、放置竹林を使って竹筆を作るというものです。

では、「竹筆」と聞いてすぐにどんなものかイメージはできましたでしょうか?私は正直、最初に「竹筆」と聞いた時にはピンと来ていませんでしたが、八木さんにお話を聞いたり、自分で調べていくととても奥深いものだということがわかったんです。

「筆」という字を見てください。この字が「竹かんむり」であることからわかるように、もともと筆は竹からできていて、竹筆は毛筆よりも歴史があると言われているそうです。

では、竹筆がどんなものかと言うと、毛先から柄の部分までを一本の竹で作ります。毛先の部分をどう作るかと言うと、とんかちを使い、愛情を込めて15分ほど叩いて叩いて叩き続けるそうです。ここで出てきた繊維が毛先の部分になります。

そして、気になる竹筆の書き心地ですが、八木さんは「普段毛筆で習字をやっている方には、これまでと違う書き心地をぜひ実感していただきたい」とのことでした。というのも、文字に毛筆とは違う荒々しさが出るそうです。普段毛筆でやられてる方も、ぜひご自分で作った竹筆でお習字をされてみてはいかがでしょうか?

とんかちで叩きまくるとのことなので、それなりに力が必要かも!とお思いかもしれませんが、竹筆に込める愛情を持っていれば難しい技術はいりません。親子参加も大歓迎。老若男女問わずお楽しみいただけます、と八木さんがおっしゃっていましたよ。

また、とんかちで叩きまくるということは、日頃のストレスも発散できますかね?なんて聞いてみましたが、八木さんは「それはどうですかねぇ」と苦笑されてました。愚問ですみません(苦笑)。

プログラムの開催場所は
フランク工房
421-1124 静岡県藤枝市岡部町村良485

5月8日の回はすでに申込みが終了していますが、6月4日にも開催されますので、ご興味がある方はぜひぜひこちらからご予約をお願いします。

http://2016.fujiedaonpaku.jp/program/201624021470

やまだ