樹齢750年の「久遠の松」でも知れた大慶寺での“東海道音楽祭”、毎月３日の“おかげさん”。
「両方、やるもんだから」午前10時には「その辺の、大人も子供も」皆の衆が集まる集まる。
お昼過ぎには益々の人出で境内は賑わいを増し、本堂からピアノの調べが耳に届き、客殿、松の木陰のマーケットからの「ざやめき」も、何とはなしに心地よい。

夜の帳（とばり）が下りるとキャンドルナイトの始まり。ろうそくの炎が本堂、客殿で、廊下そして境内で揺らめき、優しく淡い光の空間が出来上がり、いやが上でもそこに集う老若男女のハートを高揚させる。

其のうえ本堂ではコンサートがスタート、その澄んだ音色で高まった雰囲気に拍車が掛かる。そういった体験をさせてくれました。

リポーター：半田