No.81 みちくさ探偵の日常2016

「志太ん地コード(注1)」を解明?する為、志太地区の島田(金谷、島田)、藤枝、焼津を探偵の指導の元、まち歩き。今回はその初回、「遠淡海(注2)」元金谷町の裏道を主に歩き、運動不足のレポーターには良い運動をさせて頂きました。決して人通りの多くない表通りから、ひとたび路地裏に身を置けば、何ともはや昭和30年代の時空に包まれます。そこに建つ数ある住宅は、時間経過による年輪の浮き出た板塀、赤茶けた錆にその多くを覆われたトタン板、ご主人が塗ったであろう コールタールも色(黒)を失い、効力も失いその痕跡のみ残っている。

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そんな旧金谷は、金属に関連した職業人が谷あいに存在したらしい(前)金谷町金谷と元は大井川の河川敷だった(前)金谷町河原に分かれていて、戦国時代末期に山を削り取り川の流れを変える「瀬替え」により、旧五和村(元金谷町)を含み稲穂のみのる新田となったとさ。
道草探偵の計らいは、大鉄の新金谷駅に到着する頃にSLが発車し、あるき終盤には三色饅頭(金谷の場合)の土産も。
今回の歩きでは、ほんのり大井川がイメージされましたが次回以降のまち歩きでこのプログラムの狙いがあぶり出されることでしょう。
注1:志太ん地コード(シダンチコード)・ダビンチコードをダジャレました。
注2:遠淡海は浜名湖、近淡海は琵琶湖とレポーターは記憶しています。

 

リポーター・半田

 

このプログラムは5/7(土)“近代(島田) ”、5/14(土)“水利(藤枝)”、5/21(土)“恩恵(焼津) ”にも行われます。興味のある方はこちら↓よりお申込みください。
http://2016.fujiedaonpaku.jp/program/201625021572