“天下一闘茶会”でお茶のまち藤枝の底力を見た!

423日から約1ヶ月半の間開催した「藤枝おんぱく2016」が、昨日全プログラムを無事終えることが出来ました。
ご参加いただきました全てのみなさま、ありがとうございました。

「藤枝おんぱく2016」の最終日となった6月5日には、最終日を飾るにふさわしい、お茶のまち「藤枝」ならではのプログラム“天下一闘茶会”が行われました。
午前中はあいにくの天気になってしまいましたが、9時の受付開始と同時に多くの方にご来場いただくことができました。

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↑境内ではお茶うけcafeも同時開催

10時に天下一闘茶会の開会式が行われ、さっそく闘茶開始。私は今年からおんぱくに関わることになったので、闘茶会を体験するのはほぼ初めてでして、予選からただならぬ緊張感が大慶寺の本堂を包んでいたことにとても驚きました。ピンと糸が張りつめた感じ。闘茶というのは、あんなにも緊張感があるものなんですね。

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闘茶は最初に全国5種の茶葉を見たり触ったり嗅いだりします。その後、淹れられたお茶を飲んだり嗅いだりしながら産地を当てていくというもので、参加者のみなさん真剣そのもの。5種の茶葉を予想するということを4回行い、合計20点満点で上位の方が決勝に進むことができます。

予選が終わり、休憩中には茶葉の外観を見て産地を当てるというものを茶商さんを交えて行いましたが、こちらは賑やかな雰囲気の中行われました。茶商さんたちの茶葉を見る鋭い目つきがとてもかっこよかったです。この外観当てでは、小野製茶の小野さんが全問正解。さすがの一言。

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↑大慶寺副住職も外観当てに参戦。

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↑茶商お2人のお茶の見方、嗅ぎ方をご覧ください。

予選では1位の13点の方から順番に上位12名の方が選ばれ、決勝戦が行われました。決勝は予選とはお茶が変わり、全て藤枝のお茶で行われます。全て藤枝のお茶なので、ほとんど違いがない中で微妙な違いを当てるというのはかなり難しいそう。決勝は3回勝負でしたので15点満点で、優勝された方は10点を獲得。すばらしい!!!

この日、当日参加で何名かいらっしゃいましたが、その方々が予選にまで勝ち進んでいたところをみると、やはりお茶のまちだけあって、藤枝のお茶レベルはかなり高いことを実感します。

 

闘茶と言ってもまだまだピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、この機会に闘茶を知っていただけたら、ぜひ体験してもらいたいです。実は私も闘茶会に参加し、結果はさんざんなものでしたが、闘茶の楽しさや奥深さを知ることができ、また機会があったらチャレンジしたいと思っています。

 

内なる熱さを秘めた天下一闘茶会も大盛況で終えることができました。ご参加いただいたみなさん、茶商さん、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

 

 

「藤枝おんぱく2016」を終えてのブログはまた後日。

 

 

 

■プログラムのリポートアップ中!ぜひご覧ください。
http://2016.fujiedaonpaku.jp/report